ライカデビュー
おそらくカメラを本格的に始める前には既に知っていたような気がします。
高校で初めて自らカメラを購入し、写真にのめり込み始めた頃、アンリカルティエブレッソンの決定的瞬間を眺め
「こんな写真が撮れるカメラはどんなカメラなんだろう」
とライカM3について調べてみた記憶が何となく朧げにあります。
当時はウン十年前のカメラが未だに実用的なモノとして中古で取引されていることに驚き、その法外な金額を見て更に驚きました。
クラシカルな外装やそのメカ感のある操作系は完全にどストライク。
自分にとって気に入らない要素が無い筈のものでしたが、完全な高嶺の花。
わざと目を背けていたと思います。
そんなライカが
僕の手元にやってきた。
これはライカM9。
デジタルのM型ライカです。
現行のtyp262も良かったんですが、コダックCCDを積んでいるというこちらの描写が気になり(現行機が高過ぎることもあり)M9を選択。
結論から言うと買って良かった。
今日から金沢へ旅行です。バッグにはライカを忍ばせて行ってきます。