はじめのころと、何となく思っていること
僕はそもそも写真はフィルムから入った人間だったので、デジタル移行には若干の抵抗がありました。
最初は両親の使っていたEOS 10QDで写真を撮るうちに本格的にやってみたいと思いたち、何故かRollei35sを購入。
そのコンパクトさと、見た目がオシャレだったのが一番の購入の決め手だったと記憶してますが、これがまた見た目とは裏腹に相当なじゃじゃ馬でした。
ピント合わせは距離を自分で目測ではかり、シャッター速度絞り共にフルマニュアル。ミラーも無いし二重像合致でピント合わせも出来ないので使い始めた当初はピンボケの嵐。
また、露出計は生きていたのですが、それでも露出不良もばんばんやっちゃってました。フィルム丸々1本ダメだった時は流石に凹んだなぁ。笑
ただ、そのおかげで距離感や、適正露出をある程度感覚で掴めるようになったので、写真の基礎体力的な所は相当に鍛えられた気がします。
話が逸れましたが、そんなこんなで他にもカメラを買い足し使いつつ、最終的には僕もそろそろデジタルでやるか、となったわけです。
初めて使ったデジカメはEOS 40D(今は防湿庫の肥やし)。
ただまぁ使ってみるとこれがまた便利。
撮った写真がその場ですぐ確認できるなんて今までなかったわけですよ。
しかも撮影できる枚数はほぼ無限。
デジタルすげー!って感じで夢中で写真を撮ってました。
ただ、やっぱりフィルムを使ってた頃の癖というか、プライドのようなものなのか、必ずjpeg撮って出しだったんですよね。
後から加工っていうのがなんとなく許せなくて。そりゃイカサマだろー!と断固として後からの編集はしてきませんでした。
そんなスタンスが変わったのがあるカメラを手に入れた時。
富士フィルムのx100sです。
当時コンパクトなカメラはフィルムのものしか実質的には持っていなかった自分はサブで使えるデジカメを探しており、そのデザインやスペックに一目惚れし、ほぼ衝動買いに近い形で手に入れました。
長くなったので次回へ続く
フィルムの話2
フィルムで写真を撮るのは楽しい。
理由は挙げれば幾らでも。
その独特の発色や粒状感がもたらすデジタルには無い温かみや不完全さ。
何でもない風景や被写体でも、フィルムで撮ると何となく様になる。
そんな経験がよくあります。
僕がフィルムを使うのは、その目には見えない"プラスα"を期待しているから、とも言えるかもしれません。
それともう一つ。
フィルムカメラのデザイン性です。
そのクラシカルな見た目が堪らなく好きです。
そして、お世辞にもデジカメと比べ、便利とは言い難い操作系も「メカっぽさ」を感じられて非常に気に入ってます。
ボキャブラリーに乏しいのでうまく言うことができませんが、
「不自由を楽しむ」
というスタンスなのかなーとボンヤリ思っております。
はじめまして、はじめました。
この度ブログを始めてみました、たかし ょと申します。
趣味の写真を中心に、更新していく予定ですが、特に縛りなく、ゆるく楽しみながら細々と続けていけたらと考えております。
x100s